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こんにちは、私は瀬戸内海の小さな島に住んでいます。トンチーです。2018年5月から、ブログをはじめました。フェースブックを利用して皆さんにお役に立つ情報、面白い情報を投稿していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

命を懸けて砂漠を農地へ 多くの人々を救った偉大な日本人がいた!

こんにちは、今回は、何度も困難にあいながらも、不屈の精神で、中国人のために
 
尽力した日本人をご紹介します。
 
 
プロフィール
 
皆さん、遠山正瑛さんという人物聞いたことありましたか?
 
私は、まったく知識もなく知りませんでした。しかし、調べているうちに
 
とんでもない偉人だという事がわかりました。
 
 
生い立ち
 
 
山梨県の貧しい田舎の寺で、三男として小学生の時母方の祖父のもとで、
 
厳しく育てられます。
 
母から常日頃「世のため、人のために働いてくれ」という言葉を生涯
 
忘れる事は、ありませんでした。
 
 
大事な出会い
 
 
子どもの頃、日々食べるのに苦労したので、将来は、農業をやって作物を
 
作って暮らせていけたらと漠然と考えていました。
 
高校の先輩であり、京都大学農学部の教授 菊池秋雄先生の勧めで、
 
1931年京都大学農学部に入学します。
 
動物や植物は、一日も休まない。
 
農学を選んだからには、一日も休みは、ないと覚悟をきめこれが、生涯の
 
指針になります。
 
 
中国大陸の現状を知る
 
 
大学卒業後、外務省からの依頼で「中国の土地と農業の調査研究」に推薦され
 
1935年29歳の時中国に行きました。
 
砂漠化が、進み死の土地なり、人々は、食糧難にあえいでいました。
 
炊き出しのおかゆを求めて数キロの行列ができていました。
 
ある家族が、遠山の目の前にきて、父親が、小さな子供たちを育てるため
 
自分の長女を30円で買ってくれと頼まれ断るが、この現状に衝撃を受ける。
 
なんとか砂漠を緑地化して作物を植え食料難を救えないか考えるが、
 
日中戦争が、はじまりあえなく日本に帰ることになります。
 
 
 
 
帰国後鳥取砂丘で、砂地農業の研究に取り組みスプリンクラーを日本で
 
はじめて導入しメロン、イチゴ、ブドウの高級果物の栽培に成功します。
 
不毛の砂漠では、農作物は、作れないといわれた今までの固定概念を
 
覆し、世間の人々を驚かせます。
 
その後国交が、正常化し、チャンスが、おとづれます。
 
1972年に鳥取大学を65歳で、退職し、再び中国の砂漠の緑地化に
 
活かせないかと情熱を注ぐことになります。
 
 
何度も困難にあうが、めげない
 
 
四国の広さもあるクブチ砂漠で、水源を求めて日中40度を超える中で
 
毎日数キロ歩きスコップで、掘っては、探し掘っては、探すを繰り返します。
 
数か月のち,やっと水源を発見します。
 
砂漠に葛を植える。葛が、緑地化に役立つことは、立証済みだったので、

3000本植えるが、翌日地元の放牧している羊にすべて食べられてしまう。
 
土下座して地元の人の理解を得ようと遠山氏は、頼み込むが、受けいられません
 
でした。
 
葛が、だめなら、木を植えようと決意します。ポプラの木を5年間で、100万本
 
植える計画を立てます。この時すでに84歳になっていました。
 
一日のノルマは、540本で、毎日15時間の過酷な労働でした。
 
しかし、しだいに枯れていきます。水分が不足しているからです。
 
 
 
紙おむつから発想が、生まれる
 
 
一端日本にかえり、テレビを見ていてアイデアが、浮かびます。
 
吸収力のあるポリマーをポプラの根に付ける事で、水を溜めこむ事ができる
 
と考えたのです。
 
88歳の時についに100万本を達成します。
 
 
しかし、さらなる試練が、待っていました。
 
黄河の大氾濫によってポプラの木が、流されてしますのです。
 
8年もの歳月をかけてきてすべてを失ってしますのです。
 
この時のショックは、計り知れないと思います。
 
そこに地元民が、近づいてきます。又反対されるのかと思っていました。
 
遠山氏の諦めない篤い情熱に地元民は、しだいに理解するようになります。
 
そして、沢山の協力者のもと急ピッチで、植林がすすみ
 
一年後やっと340万本の植樹をしたそうです。
 
 
遠山氏の功績が認められる
 
 
中国政府は、1999年、命をかけて死の土地を緑地化し、農業の発展に
 
大きく貢献した遠山氏の功績をたたえ、銅像をたてました。
 
毛沢東と遠山氏しか生きているうちに銅像が立った人物は、いません。
 
これは、中国では、異国のひとに対して異例中の異例の扱いだと思います。
 
当時の江沢民氏の約束を守り過去の日中戦争の時の誤りをこの砂漠の緑地化で
 
恩返しができたと遠山氏は、語っています。大和魂ここにあり
 


NHKプロジェクトX「ダイジェスト」

 

遠山氏の言葉

 

知恵のある人 知恵を出す

物のある人 物を出す

金のある人 金を出す

命出す人 命出す 

これが私の信念です。